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1998年創業の刺繍材料専門店です。常時在庫保有ですぐにお届け可能です。

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2022 / 05 / 01お知らせ

額装についての豆知識 読んでみてね

額装について

 

ご質問の多い額装についてですが、がんばって完成させた作品。この後どうしたらいいのでしょうか?
まずは手洗いでお洗濯しましょう。予想以上に手汗や手垢が刺繍布についています。
そのまま放置しますと、シミになってしまいます。
せっかく完成させた作品ですから、綺麗に仕上げをしてあげましょう。

 

お洗濯 ~完成後にお洗濯をしましょう ~

作品が完成しましたら、手汗・ヨゴレを落とす為に必ず手洗いして下さい。
1.使用する洗剤は蛍光剤のないものがベターです。

 2.お洒落着洗いの洗剤でかまいません。(重曹し使用しないでください)

 3.すすぎを丁寧に充分し、脱水機にはかげす、ピンチ等につるして陰干しします。

 (直射日光には当てないで下さい。糸の色が変色する可能性があります。

 4.半乾きの段階で、作品の裏側からあて布(ハンカチ等)をしてアイロンで仕上げます。

  (お好みにより、スプレーのりを使用されてもかまいません。)

 5.アンロンをあてた後は、お好みに応じて額装下さい。

画材屋・額屋に作品を持っていく場合、必ず手洗いしてからにして下さい。

 

 

額装 ~額装ってどんなパータンがあるの? ~

大きく分けて2パターンがあります。

「オーダーするか」、「既製品に作品をはめ込むか」です。

その他に自分で製作する、額ではなくクッション仕立てにしたり、

テーブルセンターの一部にしたり、バッグの一部にしたりと、裁縫(ソーイング)と

組み合わせて刺繍作品をご利用されても素敵です。

 

 

1. 額を作品に合わせて発注(オーダー)する

 

長所

・注文加工なので、フレームの色・サイズなど自分の好み・作風にマッチした額装に仕上げられる。
・マット加工等で高級感がでるので進物にもお勧め。
・全てお任せなので、洗濯した作品を持っていくだけでいい。
・店員・スタッフのアドバイスが色々と聞ける。
短所
・加工賃・額の値段が高い。
・納期までに時間がかかる。
・額の重量が重い。額受けが必要になる場合が多い。
・石膏ボード壁にかける場合は注意が必要。
費用
最低5千円~4万円程度
購入場所
画材屋・額屋・デパートのポスター売り場
※画材屋・額屋さんは電話帳のイエローページで探せます
留意点
価格について事前に説明をうけておく事。

マットの幅・色・額の素材・額の幅によりまして、値段は変動します。

店舗によっては額にマット1枚の代金が含まれている場合があります。

作品面はガラス板使用か、透明アクリル板か、紫外線防止アクリル板を使用するのか。

納期についてもよく相談しておきましょう。

加工する店によっては、額装の時に余った布を切る所があるので、

作品を切られたくない人は、その旨を伝えておきましょう。

 

布の張り方ですが、
1. 裏側に糸をかけて引っ張る方法
2. ガンタッカー(大型ホッチキス)で布を貼る方法
3. ガムテープで布を張る方法
と店舗によって、額にいれる際の布の張り方が違いますのでその点もよく確認してください。

今後額入れ替えする予定がある場合は、1をお勧め致します。

 

2. 既製品・市販品に合わせて額装する

長所
・とにかく安価、手軽に額装出来る。
・既製品なのでサイズが統一され同じ額を揃えやすい。
・地方でも購入する場所が沢山ある。
短所
・進物には不向き。
・重厚感はうすい。
・写真用の額・100円ショップの額はマットを挟み込めない。
・既製品なので変形サイズの作品には対応が難しい。
種類
・ 写真用の額(白木調のものが多くカントリーテイスト)
・ 100円額(ミニキットの連作にお勧め)
・ ジグソーパズル
(横長・縦長等の変形サイズが揃う、厚みがあるのでマットを挟み込むことが可能)
費用
100円~5,000円程度
購入場所
写真屋・ホームセンター・おもちゃや・100円ショップ
留意点
写真用の額・100円ショップの額の場合、厚さの薄い写真を入れるための物なので、
刺しゅうした布をはさみ込むので精一杯。マットを入れるのは困難です。
写真用の額の場合、ガラス板使用の場合がほとんどなので、取り扱いにご注意下さい。

 

 

オーダー額について

 

<白と白木と茶色がオーソドックスです>

色で迷った場合、個性には欠けますが 白木か白色・茶色が一番無難に収まります。
キットの作品はパッケージに印刷されている額も参考にしてください。

メーカーが一番合うと判断した額の写真です。

困ったときは、「パッケージの額と同じ雰囲気で」と頼むといいですよ。

 

 

<誰に贈るのか>

贈る方の年齢や性別にも気を配りましょう。

たとえば友人のご出産祝いであれば、額はベビーカラーパステルカラーや白色がいいでしょう。

男性であれば、青系統か黒・グレー系統か茶系統が男性のお部屋には飾りやすいと思います。

逆に赤ちゃんのお祝いに黒色やグレーの額は芳しくありませんね。

少し年配の方でしたら、茶色系統や渋めの色目がお勧めです。

新婚の友人に進呈するならば、白色か白木が清潔感があっていいですね。

贈る方の年齢や性別にも額選びがかわってきます。

 

 

<どんな内容の作品か>

作品の色にも気を配って見ましょう。

額やマットをを選ぶ場合、作品に使用されている色を見ます。

マットは通常アイボリーか白かベージュが基本となります。

もちろん上記以外の色でも作品にマッチしていればかまいません。

 

ダブルマットにする場合は、作品で使用されている色で、濃い目の色をアクセントにします。

ダブルにする事で、作品の奥行きが生まれます。

なくてもかまいませんが、あるととても素敵です。

メーカーのキットパッケージもほとんどがダブルマット仕様になっています。

費用を抑えるという点からダブルマットではなく、シングルマットにモールを巻くという方法もあります。

一見ダブル仕立てのように見えて費用面でお得です。

 

 

<額のマット加工について>

 

額装のマットですが、基本的に小さな作品はマット幅を厚くとります。

逆に大きな作品・1辺が50センチを超える場合は、マット幅は薄くして額の幅を太くします。

 

既製品のマットは786ミリ×1088ミリが最大サイズですので、

1辺が100センチなどの作品は、実質上マットを入れることは不可能になってしまいます。

1080ミリ×1590ミリのダブルサイズもありますが、色は白か薄いクリーム色のみです。

 

抜き形ですが、大きくわけて、

四角・正円・楕円型・上部アーチ型・角丸型・六角形・八角形・ハート型等があります。

複雑な抜きになればなるほど、価格は上昇します。

通常四角で型抜きですが、丸型の作品には○(丸)の型抜きが合います。

 

  • 楕円は優しい雰囲気に仕上げたい時に。(楕円が細長くなるほど、スタイリッシュになります)
  • 上部アーチ型(ドーム型)はクラッシック調の作品や花等、重厚感がほしい時。
  • 角丸型は四角の四隅が丸くなっていますので、四角より柔らかい印象です。
  • 六角形・八角形はお花や、オリエンタル調の作品にお勧めです。
  • ハート型はベビー向けの図案やペットや動物の作品をはめ込むと可愛いです。
  • シリーズ連作等で、1枚の長いマットに2窓・3窓を型抜きするという方法もあります。

 

 

<四角・正円以外の代表的な抜き型>

優しい印象 柔らかい印象 クラッシック調 オリエンタル調 可愛らしい印象
お花

人物画等

どんな作品とも

合います

お花

宗教画等

お花・中華風

オリエント風

動物・結婚

ベビー向

 

 

 

 

 

 

 

 

一般的なマットはカラーボードという、つるつるした色付の厚紙です。

これ以外にもマットの表面に生地を貼り付けたもの・エンボス加工のあるもの・

布目加工のあるもの・ミラーマット仕立てのものと、本当にバリエーションが豊富です。

マットの色だけでなく表面の素材にもこだわると面白い作品に仕上がります。

特殊なマットほど高くなります。

 

額の色・額の素材・額の幅・額の装飾+マットの色・マットの幅・

抜きの形・マットの表面の素材・・・といった要素がからみあって額装が完成します。

色・素材の組み合わせは無限大です。
困ったときは迷わず店員さん・スタッフさんのアドバイスを受けて下さい。

 

 

<オーダーの際の確認事項>

 

  • 額のサイズ・額幅・素材・色の確認。
  • マットを挟むのか?無しでいくのか?
  • マットを挟む場合、シングルにするのか?ダブルにするのか? モールを巻くのか?
  • マットを入れる場合、型抜きの形とマットの幅の確認。
  • シングルマットの色と素材の指定・ダブルマット(モール)の色の指定
  • 作品面の板をどうするか?(ガラス板・透明アクリル板・紫外線防止アクリル板)
  • 作品の張り方の確認(ガムテープ・大型ホッチキス・糸で張る方法)
  • 作品を張るときに余った布は切るのかどうかの指定
  • 費用と納品期間の確認

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通常額を選ぶ場合、額の見本(棒状に5~10?の切ったものか、角の一部)から選ぶ事になります。

実はこのサンプルはマジックテープで張り付いているだけなので、

外して作品に当ててイメージする事が可能です。

ぜひ外して当ててみましょう。

リフォームをされた方なら分かると思うのですが、壁紙を選ぶ場合、

10~20センチ四方のサンプルから選びます。

実際に壁一面に貼ると、イメージが違った・・・という事もあります。

小さな見本から全体の感じを掴み取るのは難しいですね。

額の場合も同じようなことがありますので、店舗に飾られている額を参考にイメージしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

既製品に、作品をはめ込むのも楽しいですよ。